東京でのリアルなマイカー購入事情(1550mm以下の荷物が詰めるデザインのいい国産の新車)

理想と現実はほど遠い…

物心ついたころから乗り物は好きでした。郊外で育ったので、クルマの存在は当たり前で、いつか自分も車を買いたいなぁと思っていました。まだSUVブームが来る全然前から、最初にあこがれたのはジープのグランドチェロキーでした。

最新のモデルではすこし都市になじんだ外観になっていますが、当時のグランドチェロキーは武骨でかっこよくて、荒れた道も何のその的なごつめの印象を持った車でした。若かりし頃の私はアメリカにかぶれてもいたので、それも相まって、クルマを買うならグランドチェロキーだ!と中学生くらいの頃から思っていたのでした…。

時は流れ、都内に居を構え、便利な環境にも恵まれ、徐々に自分の中から車を買うという選択肢が消えていっていたのですが、ちょっとした環境の変化により、急遽を車を買うことに!

意気揚々と最新のSUVを見漁っていたのですが…、信じられない前提条件の存在に気づきます…。

駐車場に「サイズ」があることを知る

信じられない前提条件、それが「サイズ」というものでした。郊外育ちの私にはその発想がなかった…。都内のマンションに住む私は、駐車場のサイズ、そしてそのサイズで格納できる車のサイズという発想がすっかり抜け落ちていました…。

聞いてみると、駐車場に入る車のサイズは全高1550mm以下…。155cmって!

そして全幅も1850mm以内…。

それじゃSUV、買えないじゃないか…。夢のカーライフが…。

ということで、若かりし頃の夢を叶えることができなくなってしまいましたが、それでも存在する制限の中で最大限乗りたいと思える車を探そうと、スイッチを切り替えることにしたのでした。

全高155cmと国産車の壁

スイッチを切り替えた私は、まず155cmの壁を超える車を探しました。とは言え荷物をたくさん載せたいので、セダンや軽自動車は対象外となってしまいます。

対象となってくるのはステーションワゴンか、コンパクト~ミドルサイズのSUV。さらに超個人的にはどうしても国産車がいい、ということで車探しを始めました。

まずはデザインから見ていこうと、いろいろと見てみたものの、ホンダと日産はどうしても気に入るデザインのものがない。スバルは新型アウトバックに心ときめくも全高155cmでなくなく諦め…、最後に残ったのはこんな車種でした。

  • LEXUS UX
  • TOYOTA カローラツーリング
  • MAZDA 6 ワゴン
  • MAZDA CX-30
  • スバル XV

コスパを追求

さほど車にこだわりのない自分としては、いわゆる「走り」とか「トルク」とか、そういうものはあまり気にならないのです。気になるのは「外観」「インテリア」として「ランニングコストのよさ」です。

ランニングコストを考えるとまず外車は燃費が高い…、そして事故/故障時のメンテ費用も高い…ということでどうしても購入対象外になってしまうのですよね…。

外観、インテリアはまぁ、いろいろな動画が出回っていることもあるので、なんとなくわかるし、最終的には試乗してみないとわからないなぁ…ということで、まずはランニングコストや燃費の比較をしてみました。

燃費比較

青地が一番いい数字、赤字が一番悪い数字です。これで見ると最も燃費がいいのはトヨタのカローラツーリングですね。郊外モードではなんと30km/lを超えてます…。ものすごい燃費。さすがトヨタのハイブリッド技術というのと、車高が低い+車体が軽いのでSUVなどよりは燃費がよくなるんですね…。

対して最も悪かったのはスバルのXV…。スポーティな見た目は安全装備が充実なのでとても気になっていたのですが、ここで一気にXVの購入意欲が低下してしまいました…。

荷室比較

リアシートを倒したときの一部データがないのですが、リアシート利用時(通常時)の荷室容量で比較するとMAZDA6のワゴンが一番荷物が載せられますね。カローラツーリングは燃費の良さに反して荷室がかなり狭い(MAZDAのCX-30以下…)というのが気になります…。

そしてLEXUS UXの荷室の狭さ…。外観はかっこいいのですが、基本的には4人で乗る車ではなく、大人が二人で乗って楽しむクルマ、なんでしょうね。

実質価格(購入価格とリセールバリューの差分)

正しい日本語がわかりませんが、クルマって売ることを考えると、本体価格だけで考えるよりも、本体価格ー売れる価格で考えたほうが実際の価値がわかると思うんですが、それを考慮して作ってみたのが上の表です。リセールバリュー(購入価格の何%で売れるのか)はネットで調べた数字を入れています。

こう考えるとLEXUSは初期投資にお金がいりますが、その分売れる価格も高いので、3年間乗っても実質150万円以下なんですよね…。安いな…。対してMAZDA 6 wagonはあまり人気がない = 高く売れない = 3年間の価格が約230万円と割高になる、ということなのですね…。個人的にはMAZDA 6 wagonのデザイン、好きなんですけどね…。

結論

私はきっとMAZDA CX-30を購入すると思います。燃費、荷室、リセールバリューのバランスが最もいいためです。「思います」というのは最終的に試乗して判断したいから、ですが…。実際に試乗した感想はまた気が向けば書いてみます。

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