あのプロデュースチームのザ・ネプチューンズ、そしてN*E*R*Dのファレルウィリアムズ監修の映画。なんとなくファレルの若いころを描いたような気がする。
劇中では懐かしの90’sヒップホップがこれでもかってくらいたくさん流れる。ただの青春映画かと思いきや、そうでもなかった。黒人というアイデンティティとそうではない生活を目指すことに対する葛藤が描かれていて、考えさせられることもいくつか。
自分でとった行動に責任を持つべきだ。選択肢はいくつもあった。
本物でも持つ人によっては偽ものに見える。偽物でも持っている人が持っている人なら本物に見える。
最後に拳銃を人に向けたマルコムを見て、変わったんだなと思った。それは自分を受け入れて何者なのかを自覚した証なのかもしれない。