watchOS アプリの様々な形態
- Complication
- 時計の画面上にアプリが情報を表示できる
ex. TODO アプリの内容が時計の画面領域の一部に表示できる
- 時計の画面上にアプリが情報を表示できる
- Notification
- 通知
- App
- 普通の watchOS のホームからアイコンをタップして開くアプリ
Complication
Complicationには、様々な表現方法(文字版用のモジュール)が用意されている (Complication Family)
- Circular – ゲージ(目標に対してのゲージ)などにつかう
- Modular – Modular Large と Modular Small がある
- Utilitarian – 一行の文字など
- Extra Large – 画面を占有する
Notification
- Shortlooks =ノーティフィケーションが届いた瞬間に表示されるもの
- Longlook = Shortlooks から自動で遷移、通知の中身やアクションを取るためのビュー
App
-
Page-based タイプのアプリ
-
Hierachical タイプのアプリ
どちらか一つのみを採用することを強く推奨している
Apple Watch での体験で重要なこと
- Glanceable ぱっとみれて
- Actionable さっと使えて
- Responsive きびきび動く
「2秒のアクション/体験」
watchOS 3 に追加された機能
- Dock
- サイドボタンをプレスで表示
- お気に入りのアプリを登録しておくことができる
- ここに登録されたアプリはメモリ展開されているので、登録されているアプリ起動は 7 倍になる
- Background App Refresh
- ドックに入っているアプリは Snapshot が表示されているが、ドック/Complication に入っている状態を常に最新のものにできる Background Update ができるようになった
- ただし watch のリソース問題で、30分に1回ぐらい、CPUをどれぐらいつかった、どれぐらい動いた、などの条件で制限される
- 保障されている更新回数: iPhone 側から appleWatch への更新 1日50回は確実に更新できる
- Instruments で実際に使える負荷かどうかシミュレーションをすることができる
- complication のアップデートが使いやすくなった
- Simplified Navigation
- Pagebased か Hierachical の後者、リスト→詳細と移動するような UI の場合、詳細画面で竜頭を回すと、横遷移ができるようになった
- Complication のカスタマイズ
- 実装しておくと、Featured Complication のリストに入れられるようになる
- Complication を軸にしてユーザーがアプリを選べるようになったので、Complication に親和するようにしておくのは重要
- その他もろもろ
- すべての watchOS の設定は iOS 側で行えるように
- Dock も iOS のコンパニオンアプリから設定できるように
watch OS の主なフィーチャー
- Background Tasks
- Digital Crown API
- Gesture Recognizer
- Workout API
- Notification
- SpriteKit
- SceneKit
- CloudKit
Workout API
- Background Running
- 運動の強度(心拍数)を WorkoutAPI から通知、取得できる
- Laps / Markers
- 走っている時にラップを打つ
- Motion Events for Running Workouts / Pedometer Events
- 走っていて止まると自動的に止まる
- Gyro
- ジャイロへのアクセスができる
- バッド・ゴルフ・テニススイングの分析ができる
- テニスのスイング フォアとバックどちらで何回打った?など
- Workout in iOS 10
- Wheelchair Support
SpriteKit / Digital Crown / Gesture / SceneKit
-
アニメーション、ビジュアル表現が使えるように
-
SceneKit もはいったのでそこそこ高度な表現ができる
Notification 機能の強化
-
iPhone がロックされていない状態は iPhone 上に届く機構になっていた
(iPhone / Apple Watch 同時には通知がこないようになっている) -
Watch に対してどうしても届けたいという要望が幾つかあったので、できるようにした
-
SpriteKit は通知の画面にも使えるので、表現力・体験を向上させることができるようになった
iOS と watchOS のアプリを作る上で大事な事
- iOS ではアプリに Feature をたくさん入れる事ができるが、watchOS では Feature を一つに絞る
- watchOS での体験で重要なルールを遵守する
ゲーム、ワークアウトで 2 秒のインタラクションの事例
「Pokemon GO」