男こそアンチエイジングという本を読んでみました。
加齢に対してどう向き合って行くのか、女性の視点から書かれているものは多いですが、男性視点のものはこれまであまりなかったように思います。
その本の中で話題の中心となっていたのがテストステロンという成分です。
このテストステロンというのは男性ホルモンの中に含まれているもののようです。男性ホルモンというと下半身への影響ばかりが話題になりがちですが、実は疾患リスクや筋肉、骨などカラダ全体に関係してくるようなんです。
このテストステロンという成分は人によって多い人と少ない人がいるようなんですが、政治家や芸能人、もしくはクリエイティビティを発揮する仕事をしている人に多いみたいです。
多いか少ないかを簡単に確認する方法があって、それは自分の薬指を確認することだそうです。もしあなたが女性なら薬指が人差し指より短ければテストステロンが多く、男性の場合は逆に薬指が人差し指より長いとテストステロンが多いとのことでした。ある研究からテストステロンの量と薬指の長さの関係性が確認されているようです。
テストステロンが低いと主に
- 糖尿病になりやすい
- 鬱病になりやすい
- メタボになりやすい
- 加齢男性性腺機能低下症候群(LOH)となり性機能が低下する
などなど、様々な弊害があるそうなんです。
テストステロンを増やすには
- 睡眠をとる
- 食事に気をつける
- 運動する
- 友人に会う
- 習い事をする
というのが効果的なんだそうです。睡眠は言わずもがなですが、食事はタマネギやウリ類、そして牡蠣などがよいそうです。運動は筋肉への刺激が大事だそうなので、激しいものではなく筋肉トレーニングなど、ゆっくりと取り組めるものでも大丈夫そうです。
友人に会ったり、習い事をすることはストレスの解消や出会いによる刺激がいい作用をもたらすとのことでした。
注射して増やすこともできるにはできるそうなんですが、精子が作られにくくなるという副作用もあるらしく、万全ではないそうです。
テストステロンを増やす生活を心がけたいものですね。