くも膜下出血について

脳の中の動脈にできた瘤から出血する病気。

手術の情報は大きく2つ。

  1. 血管の中にカテーテルを通して、コイルで瘤からの出血を抑える手術
  2. 開頭して直接瘤と動脈の間にクリップ止めして瘤からの出血を抑える手術

手術して最初の1日は最初の峠。1日の血圧の変動による新たに出血しないかどうか、注意する必要がある。

そのあとは2~3週間ほど注意して経過を観察する必要がある。これが第2の峠。血管っていうのはその内側には血を通しているのに、その外側、要するに血管の壁に血が触れると収縮するという特性があるみたい。おそらく結果の近くに血が出ていることを血管自身が関知すると、出血の量を抑えるためにそういう造りになっているのではないかと思われる。これが術後の脳内で起きてしまうことがある。脳の中の結果が縮んでしまって(これが脳血管攣縮という状態)、十分な血液が脳内にいきわたらず脳梗塞状態になってしまう。

こうならないように術後も頭部にチューブをつないで、絶えず水を送り込み、排出する必要がある。つまり脳を常に洗い流す必要がある。これをドレーンというらしい。ドレーンは手術などではなく、ベットに寝かせながら普通に行われる。

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