映画「LIFE」を見て

経験が人を変える、それを教えてくれる映画。

空想がちな主人公ウォルター。最初から空想全開だけど、徐々にその空想がなくなっていき、現実が空想のようになっていく。

キーマンはウォルターの母親。彼女がウォルターを導いていく。それはまるで、子供はいつまでもある親の子供で、そこから学び、導かれていくのだと教えてくれるよう。

結局ウォルターは物語のキーになる「25番ネガ」は見ていない。結局人からもらった答えではだめと気づき、自分で答えを見つけたのかもしれない。

カメラマンである「ショーン・オコーネル」は時々写真を撮らずに、目に焼き付けるそう。本当にきれいなものを自分の目でしっかりと見る、カメラに邪魔されずにその一瞬を大切に味わうと。

最後はウォルターも人が変わる。旅によって成長したウォルター(主人公)。彼の姿を見ているとこちらも旅に出たくなる。様々な経験は人を成長させ、思考を変える。狭い世界の中にいてはいけない。

最後に店先で見たLIFE誌の表紙には…。それを目にしたとき、すべては報われ、胸にくる。自分はだれかを支えて役に立ち、何かを「作った存在」になれるのか、答えはまだわからない。

スポンサーリンク
big rectangle
big rectangle
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
big rectangle