バスを降りていよいよ熊野古道へ。なかへち美術館あたりから熊野古道に入る。なんとトータルで8時間近く歩くことになりました。途中住宅街になってたりして昔の面影を感じることができない箇所もありましたが、そんな時代の移り変わりも感じつつゆっくり古道をたどってみました。
ちなみに王子と言うの「参詣途上で儀礼を行う場所」だそうです。数々ある王子を総称して九十九王子と言うそうですが、九十九箇所あるわけではなくたくさんあるということを喩えただけだそう。
発心門王子までくるとあとちょっと。最初に持っていたペットボトルの水はすでに飲み干してしまっていたのでかなり辛い。たくさん歩く方には3〜4本くらい持っていくことをお勧めします。
ずっと山道を歩いてくると熊野本宮大社周辺の拓かれた感じがものすごく清々しいと言うか神々しいと言うか。秘境の聖地という感じがします。ここに本宮を作った理由もわかる気がする。この一帯だけ何かに守られていそうで、いい気が満ちてそうで。
この日は疲れた体を癒すためにひとまず休憩を。宿に向かって早々に寝ました。
明日は熊野坐神社旧社(くまのにますじんじゃきゅうしゃ)へ。